「インドネシア・スンバワ島拠点開設」
    長谷川由利子のスンバワ紀行 <1>

 

13000の島々から成る Republic Indonesia−インドネシア共和国−
多様な民族を抱えながら、その国の中央に
 ”Silakan Santay どうぞ、くつろいでください”と言う島がある。
     −− スンバワ島 −−
神々の島・バリ島から東へ2つめの島である。
 始まりは、ロンボッ島・ギリ・アイル。
私は数年前にもギリには来ていたし、のんびりするには良い所と
思い、4、5日の滞在をと バリ島からバスとフェリーを乗り継いでやってきた。
2時間も歩けば、一周してしまう小さな島。
 毎日することといえば、朝日を眺めること、シュノーケリング、
食べること、ハンモックで昼ね。
太陽がかたむいてきたから、3時くらいかなぁ〜 こんな感じ。
水平線におちる太陽を眺める、ビールを飲む。
  地元サーファーっ子
泊まった宿は、ロンボッ人のご主人と日本人の奥さんが経営
するコテージ。
マサコさんは時々、日本語を忘れるくらいインドネシア語がうまい。
料理もうまい。
大阪からの60才・男性は”雑炊”に感激していた。
登る、もぐる、獲るから
Art まで幅広いワーク。
スンバワ行きを誘ってくれたマデさん。
そんな風に過してるある日、インターネット屋のインドネシア人、
マデと出会う。
”インドネシアは火山も海もある。ビーチはきれいだし、サンゴ礁も
豊富だ。多様な民族が暮らしていて、それぞれに風習があり、
バリに代表されるすばらしい舞踊や文化もある。
インドネシアは広い。”
(マデさんのHPはこちら) 
年に一度のメッカ巡礼を欠かさない、
お金持ちのアジおじさんと、
旅行貧乏の日本人・わたし。
話しがはずんで、すっかり意気投合してしまった。
”スンバワ島に行ってみたい。”私が言う。
以前、スンバワで鉱山の仕事をしているアメリカ人に聞いた
イメージが私の中に残っていた。
 
1日おいてマデと会うと、何だか嬉しそうに近よってくる。
”何よ?”と聞くと
”2日後にスンバワに行くことになった。来るか?”
と言うのである。
 なんちゅうこっちゃ!
人間、素直になれば思うことは叶うものである。
マデにしても今回のスンバワ行きは、偶然ひろえたチャンスだった
らしい。
”行く、行く〜!!” 即座に答えるわたし。


<2>へ続く