正岡子規や夏目漱石の定宿として、皇族も利用することで知られている
「ふなや」は、創業３７０年の料理旅館。
これは、２泊目の夕食献立（平成十四年葉月）の記録です。
「献立」には、１切れしかないものも記載されているので、ものすごい量
かと警戒していたら、ちょっと多いレベルでした。

食事は、「ふな」ではなく「たい」がいっぱい！　
超薄味(その代わり出汁は効いているが)なので、濃い味派の人は
しょうゆをかけまくることになるかも。

食前酒 プラムワイン（画像なし）
先  付  胡麻豆腐焼茄子入り
          雲丹  枝豆
          山葵  美味出汁
前  菜  とこぶし煮こごり
          枸杞の実  オクラ
           太刀魚棒寿司
        鱚雲丹干し
        才巻海老塩茹で
        蓮根きんぴら
        小切茄子田楽
        甘唐辛子浸し

椀     清仕立て
       焼目鱧  玉子豆腐
         浅葱  柚子
造  り  鯛  鰹  他一種

焚  合  鯛かぶら
         栗麩  隠元

台の物  ミスキガレイ
         とうもろこし巻き
        骨煎餅  茗荷甘酢
        丸十シロップ煮
        白玉漬け

変り鉢  冷ししゃぶしゃぶ
          氷室蒟蒻  レタス
          胡瓜  ヤングコーン
          ホワイトセロリ

鯛 五色そうめん
	  
※ 本当は１日目のメニューだが
リクエストが多いので２日目にも
追加で出してくれる。
鯛の味のつけ汁は、あまりにおいしくて
思わず飲み干してしまった。

揚  物  小鯛二色揚げ
          茄子  南京
        京みつば

止  椀  合わせ味噌仕立て
        伊勢海老  なめこ
        みつば  粉山椒
		
御  飯   しめじ御飯

果  物   いちじく メロン  西瓜

付録  
２日目の朝御飯

  
３日目の朝御飯

朝の伊勢海老味噌汁