インフラ海外拠点イラク西ヨーロッパ |軍事・戦争

格好は1流、イタリア軍

(イラク占領軍シリーズ9)


マイナー軍隊展示会の中では、強国の部類かな。
イタリアってそういうポジションにつくの、うまいかも。
赤いベレーのイタリア軍部隊は、フォルゴーレ空挺旅団だ。
不審な民間人の所持品検査をする訓練などもやっている。
2人目の兵士が距離を空けて銃を構えてるとこなんか、なかなかいいじゃん。
先頭の兵士から、手信号で順次、合図が送られてくるとこなんかも、
なかなかいいじゃん。
兵士同士の間隔も、きちっと空けてるし。
見た感じは、イタリア軍、いいかも。
格好はいいんだが、こんなんで戦う気?
やっぱ、イタリア軍と組むと負けそう。
なにが問題かって?
機関銃担いでるのはいいんだが、弾をもってない。

空挺部隊が、こんな手抜きだもんね。イタリアだから、まあ、いいっか。
ほらほら、MG3機関銃を担ぐ兵士、弾を持ってないよ。
見た目に騙されて、こんな軍隊と同盟組んで負け戦に引きずり込まれるような外
交はしないようにしようね。

以上、撮影、1994年9月。
こちら、実戦経験ほとんど皆無の日本陸軍(陸上自衛隊)だが、空砲とはいえ弾
帯をちゃんとつけてるよ。
1994年7月、東富士演習場におけるBOC(小隊長養成)訓練。つまり、こ
れは、それほど実戦的な訓練ではないけど、日本の兵隊さんのほうがNATOの
中核イタリアさんより、ずっと真剣だ。

ヘルメットが旧迷彩に網かけ、軍服は、迷彩でない単色ってとこが、1994年
を表してるね。