戦争・軍事 > 戦争・軍事東長崎外(国内)北海道

戦車兵神博行の自衛隊チェック45

(航空自衛隊千歳基地4)


航空自衛隊の救難隊は精鋭が揃っている。この写真で落下傘降下をしているの
は、この降下で最後となる准尉だそうだ、お疲れさまでした。

ヘリの乗員によると、救助に向かう隊員は「パケモノ」と呼ばれていた。

人を殺す訓練よりも、人助けの訓練のほうが大変だ。レンジャーの訓練も大変だ
が、救助の訓練も半端じゃなく大変だ。
救難隊の装備するUH−60Jの機動性運動性の優れたところを披露。
パイロットのサバイバルキット

パイロットが事故等で脱出し救助されるまでの装備。サバイバル・キットに
「救命糧食」があったので訊いてみた。
「これ、何日分?」
「今は何日分ではなく、3回分です。遅くても15時間以内に確実に救出します
から」と自信たっぷりに答えた。

「実戦で落ちたら、15時間で救出できますか?」
の問いに対して、驚いた自衛官は
「実戦・・・。自衛隊は実戦は想定してませんから・・・、状況によってはムリ
かもしれません。あくまでも国内の事故を想定しているので、米軍ならわかりま
せんが、実戦の場合は・・・・」と言葉を濁す。

実戦用のキットはあるのだろうか。 たとえばこれはナイフしかないけど拳銃と
か装備しないでいきなりそんな事態になったらどうするのだろうか。平時から備
えておかないと戦時には戦えないと私は思う。

ちなみに、4ヶ月に1度も装備を点検するそうです。頑張れ航空自衛隊!

続く