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戦車兵神博行の自衛隊チェック58

『海上自衛隊の話2』


『護衛艦入港』


 体験航海や艦内見学では海上自衛官と直接接する機会があり、いろんな話が聞
ける。
 ある護衛艦は訓練じゃなく潜水艦を探知してしまうことも度々だとか、難民船
らしき船を見かけることがあるが、対応できないから『見てない』ことにすると
か、いかにも自衛隊らしい話だね、そう言えば難民船とか救助したとか言う話聞
かないな…、公海上にいろんなことがあるのにね。
『掃海艇』


 護衛艦にはいろんなのに乗せてもらったが、掃海艇はまだないな。
米海軍の空母や巡洋艦も見学した、潜水艦は無いな、北海道に住んでると珍しい
軍艦や自衛艦には中々チャンスは無いね。
『護衛艦あきぐもの風呂場』


 乗組員の生活の場も基本的には見学させて貰えない、風呂場がこんなに狭いの
も大変だね、水も貴重だし。
『アスロックSUM8連装発射機』


 ロケットとホーミング魚雷を組み合わせた対潜水艦用の装備、ランチャーカラ
発射して空中を飛翔し目標海面上空でパラシュートが開き着水する。敵潜水艦の
スクリュー音を追尾する、射程約9キロ。
『機関室』
	  

 昔の日本海軍では機関兵と呼ばれ機関将校は士官相当官で『海軍機関大尉』と
呼ばれた、つまり兵科の士官と区別され指揮権は海軍兵学校出身の士官が執っ
た、兵科の少尉と機関大尉では兵科の少尉が指揮を執る、こんな悪弊も昭和17年
になってやっと改正された。
英国海軍を真似た制度だったのか、水兵からの叩き上げの『特務士官』の大尉よ
り海兵出の若い少尉の方が先任なんて馬鹿な話もあったそうだ。
 今の海上自衛隊は知らないが、死なば諸共の船乗りが差別しちゃいかんよね、
陸軍ではそんな差別は無かったようだ。

続く