オーストラリア製超高速船舶(3)

HSVの中



船尾から見た超高速船舶(HSV)。車両積載扉が
開いていると、見た目はカーフェリーそのものである。
ブリッヂはハイテク化されていて、船らしさがほとんどなくなっていた。
機関長もブリッヂに席を持っていて、ここから全ての操作を遠隔で行える。
泥まみれのゲリラ戦に投入される米海兵隊も、
こんな高級客船で移動するようになった。
車両デッキもカーフェリーそのもの。
今回HSVが寄港した横浜市瑞穂埠頭の
米陸軍ノースドックの中を散歩できるというのも、
今回の楽しみのひとつだ。普段、立ち入り禁止の
場所に特別に入れるっていうのは嬉しいものである。

JR鶴見線から繋がる線路がノースドック内には
延びている。
ノースドックの先端のほうには、
米海軍の音響測定艦がいた。
音響測定艦は、潜水艦以上に秘密のベールに
包まれている艦だといわれている。