戦争・軍事 |東ヨーロッパ

サラエボ流狙撃回避シート




市街戦のサラエボで使われていた、狙撃避けのシート。
監視の兵士から「敵狙撃の危険あり」と警報が発令されると、ロープを解いて、この 布を下まで垂らし、街路の視界を遮断するのだ。

ふだんから垂らしておけばいいじゃんってか?

このシート、全部垂らすと、4〜5メートルあるものもあり、バタバタとけっこう邪 魔なんだよね。サラエボは山岳地域なので、風が強いと、子供が転ばされちゃうくら いの勢いで、このシートが暴れるんだ。

1994年8月、撮影。