ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

川崎市は都市としてのポリシーを持てるか?(道の川柳・森川晃)2



 川崎線が部分開通して2週間後の交通量が公表されたが、予定より相当少ない。平
行する国道409号(浮島通り)の交通量が多く、湾岸線、およびアクアラインの浮
島R利用車両が、殿町R利用にシフトすると考えられていたがうまくいかない。これ
は料金の割高感の問題だと思う。川崎浮島JCTで湾岸線横浜方面へ向かう車両には
料金は変わらないので、すんなり殿町R利用にシフトするが、湾岸線東京方面、およ
びアクアライン方面へ向かう車両には、たった3.5キロで首都高速神奈川線の正規
料金を支払うのはもったいないと思える。
 
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 川崎市川崎区殿町1
 首都高速(K1)羽田横浜線大師R
 大師JCT予定区間、羽田方向をのぞむ。
 高速本線をオーバークロスする
 大師JCTランプが設置される。
 既存の大師ランプは大師JCTと
 一体型になり付替えられる。
  現在、特定料金の設定が検討されているが、早期に実現すれば容易に殿町R利用に
シフトするはずである。このとき、羽田横浜線の大師R、および浅田Rと殿町R間で
乗り継ぎ券の発行をすればなお良いと思う。大師JCT開通までの暫定措置だが、相
当の効果が期待できる。こうした料金による負荷を是正する措置は阪神高速道路で
は、複数の区間※で実施されているが、首都高速道路では全く実施されていない。過
去には湾岸線の有明区間が未開通の時期に実施されたことがあるので、不可能ではな
いはずである。大師JCTまでの延長で、東京と横浜を結ぶ羽田横浜線、湾岸線絡み
の高速ラダ?ネットワーク化が完成するが、乗り継ぎ券発行による簡易ネットの設定
でもこの区間の安定性(信頼)は確保できると思う。

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 川崎市川崎区大師河原2
 大師河原交差点から川崎線の大師JCT予定部、
  富士見方向をのぞむ。
 大師JCTは地下にダブルデッキで設置される。
※
A 湾岸線と神戸線  住吉浜、魚崎浜〜摩耶、京橋(湾岸線延伸までの暫定措置)
B 堺線と湾岸線   堺〜大浜        (大和川線開通までの暫定措置)
C 神戸線と環状線  中之島西〜堂島      (淀川左岸線開通までの暫定措置)
D 大阪港線と環状線 波除〜堂島        (同上)
E 大阪港線と神戸線 波除〜中之島西     (同上)
F 神戸線と北神戸線 生田川〜箕谷       (神戸山手線開通までの暫定措置)
G 神戸線と北神戸線 月見山〜布施畑西     (同上)

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 大師JCT工事写真。
 川崎線(地下)からのアプローチ
  区間を先行して建設されている。
(現地広報看板を撮影)

続く