ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

阪神高速森小路線 2




◆地図1
阪神高速森小路線撮影位置図

◆画像1
大阪市城東区古市2
北菫橋から城北運河の寝屋川方向(南方向)をのぞむ。
1960年の当初高速道路計画網では、森小路Rからさらに南下する予定で、ここに 
も高架の高速道路が建設されるはずだった。
(2003年7月21日、著者撮影。)
 森小路線の延長線にあたる城北運河を見ると、この運河の幅がかなり広いことがわ 
かる。(◆画像1)

 城北運河の幅員は40メートルで、一般道路ならば8車線分にあたる。この幅員 
は、4車線の都市高速道路を高架構造で建設するときの基準にあたるものである。首 
都高速3号の玉川通り、4号の甲州街道、1号の昭和通りなど多くの都市高速道路下 
の一般道路の幅員は40メートルである。城北運河は、都市高速道路を建設するのに 
十分な幅を持っていることになる。ただし、1980年以降に着工した区間では、沿 
道環境保護の観点から必ずしも40メートルでは十分な幅員とは言えなくなっている。

◆画像2
大阪市城東区古市2
阪神高速(12)森小路線、森小路入口。
北菫橋から森小路線上り森小路入口のスロープ部をのぞむ。
(2003年7月21日、著者撮影。)

◆画像3
大阪市旭区新森2
阪神高速(12)森小路線、森小路R。
城北運河はほぼ2分の1直角にカーブしている。森小路線も同じカーブをえがく。左 
側の高架は上り線本線、右側のスロープは下り線出口である。
(2003年7月21日、著者撮影。)
 森小路入口は、国道163号に直接接続せず、城東区関目6地内の街路に接続して 
いる。この街路は城北運河の西側に平行するが、森小路入口の前後区間以外は北行き 
一方通行である。森小路入口の便宜のため前後区間のみ対面通行になっている。な 
お、森小路入口の真横は大阪府警本部森小路別館になっている。

 森小路出口は、城北運河に沿って平面に降下して国道163号に直結している。信 
号交差点での接続だが、圧倒的に左折して四条畷方面に向かう車両が多い。森小路入 
口は、信号交差点を介しているが、交通量の多い四条畷方面からは左折だけで高速道
路に連絡している。右折滞留に起因する国道163号の渋滞は回避されている。

◆画像4
大阪市旭区新森1
阪神高速(12)森小路線
左側の高架は上り線本線、中央の端部は下り本線の終端で右側の高架は森小路出口で 
ある。
端部の向こう側は上り線の森小路ミニPAである。
(2003年7月21日、著者撮影。)

◆画像5
大阪市旭区新森1
阪神高速(12)森小路線、森小路R.
左側のスロープは下り線森小路出口。中央の橋脚突出部は下り本線予定部。右側の高 
架は上り本線の森小路入口合流部。
森小路線は上下線ともに延長できるように準備できているが、現在延長予定は全くない。
(2003年7月21日、著者撮影。)
 森小路出入口は、本線の終点ではなく途中の出入口というかたちになっている。し 
たがって、本線予定部分は空いている。高架上のこの平面を有効活用するため、上り 
線に森小路ミニPA(パーキングエリア)が設置されている。森小路入口から高速本 
線に乗り入れた直後に右分岐でPAに入る。利用車数の統計資料は持っていないが、 
決して多いとは思えない。それでも、城北JCTからの守口線が渋滞していることが 
多いので、事前にトイレ休憩しておくには便利かもしれない。(◆航空図2、◆地図2)

続く