ヒマヒマなんとなく感想文|

戦場のイライラ感映画「アルマジロ」

(加藤健二郎 2013.2)


デンマークは、人口少ないわりには傭兵たくさん輩出国である。
さあ、バイキングだぜ!
 デンマーク軍は、国防を任務とした軍とは別で、
国際旅団という海外展開専門部隊を新設している。
東長崎機関では、そのデンマーク国際旅団を創設当初の
1994年5月から取材し、各専門誌で特集を組んでいた。
(軍事研究、パンツァー、丸など)

 戦場取材記を期待してこの映画を観たジャーナリスト君は、
「カメラワークがダメ」「前進する兵士を前から撮るべき」
「素人取材だからイライラした」と、
かなり怒り沸騰して盛り上がっていた。

 しかし、現実の戦場とは、イライラするものである。
つまり、ジャーナリスト君たちに、イライラと怒りを与えられたというのは、
かなり戦争の本当の姿に肉薄していたことになる。カメラワークなんか思い通りにならないのが戦場の魅力。

 戦闘に興奮したくて戦場へ志願した兵士たちにとって、なかなか戦闘に遭遇で きないことのイライラ。とりあえず「平和維持軍」という名目のため、思いっきり 戦えないイライラ。やっと出会えた戦闘も小規模で欲求不満。でもやっぱり、戦闘に遭遇できれば興奮できる。興奮してるハッピーな兵士を見て外野がイライラ。

 確かに、戦闘シーンになかなか出会えなくてイライラした経験持つジャーナリスト君たちにとっては、イヤな映画かも。また「戦争ってこんなていどのもんだ」っていうことをバラされちゃってる。

 ただ、カトケンは、このていどではイライラ感を楽しめないくらい鈍感力バツグンになっちゃってたよ。
  (加藤健二郎)
映画「アルマジロ」

続く