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追悼女川/家屋取り壊し開始日



倒壊家屋の取り壊し現場には、その現場を見つめる人がいることが多い。
そんなところで遠慮なくアメージンググレースなどを演奏しちゃうのがカトケン。
ここは、宮城県の女川町。
そしたら、「今日、私の家の取り壊し開始日なので、見に来たんです。家族はここの
2階で死んだんです」という男性が話しかけてくれた。バグパイプ吹きが被災地をま
わっていることは新聞で知っていたという。「そしたら、そのホンモノが自分の家の
取り壊し開始日に聴けるって、なんか不思議なものを感じます」と。
カトケンが追悼演奏を浴びせた現場。
女川の中心街は、あっち向いてもこっち向いても追悼演奏になっちゃう。
2011年6月13日。
こちらは、2011年5月1日。
東京とかで評論してる偉い人たちには「進んでない」って言う人もいるけど、現場を
何度も見てると、現場はよく頑張ってると思うよ。

続く