炊き出し＋バグパイプとして、東北被災地お騒がせ恒例部隊になったアズィーザ部隊
は、福島市あづま総合運動公園にやってきた。

アズィーザ部隊のＨＰ

アズィーザ部隊も、こんな大きな鍋を使ってガンガン作れるほど立派になりました。

まずは全員で肉の切り刻みから。

今回、アズィーザ部隊では、東京から５人が行き、現地、福島の知り合いがたくさん
応援参加に駆けつけてくれた。何度も東北行き来しているおかげで、こういう人脈拡
大はけっこうイイ線いってるね。

トマト缶も、いっぱいある。

こちらの鍋は、インディカ米。

こっちの鍋がペルシャ料理のホラーケ・バーデンジャン。
まだナスが入ってないけど、ナスが入ってからが体力仕事になる。

大量のナスがこれから投入される。

２００人分の、ペルシャ料理ホラーケ・バーデンジャンと、インディカライスが、約
２時間後にできました。
はい、味見。「あっ、もう一回、水を足して火を入れて！」ってことで、再加熱し、
１５分遅れで完成。
コメ料理は、日本人には細部にこだわってから出したほうがいいね。

というわけで、できました。

配給開始とともに、今度は、食用増進音楽会。バグパイプの超音波で食欲アップ。

２０１１年８月８日、午前。
このアズィーザ部隊襲撃の同時刻、実は、国連事務総長も、同じ場所に来ていた。
この黒塗りのＶＩＰカーは、正面ゲートを制圧するように停めたＳＰたちの。

いかにも、こっちの正面ゲートだぞって感じで来て警戒態勢らしきを敷いておきつ
つ、国連事務総長は、裏口から入った。要人警護でよくある手口だね。

国連事務総長の写真はないの？ってか。
はい、もう報道の仕事は辞めてて、パイブ吹き炊き出し隊員なので、撮影などという
意識がなくなってました。自分たちの活動風景撮影はバッチリやってるのに、他人の
動きを追う取材しなくなっちゃったね。

８月１日の時点で、「誰かＶＩＰが来るらしく、厳重警戒になる」との第一報が、ア
ズィーザ隊にもたらされていた。そのときは、誰が来るのかわらず、「皇室ご一行か
な」なんて噂話していたのでした。