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大雪後視界クリアな三陸バグパイプ



雪景色の気仙沼は、まだ晴れてこないが、視界が突然、クリアになってきた。

(出っ張りを拡大してみると)
南の遠方に見えるこの出っ張りは、リアス式海岸のどの出っ張りだろうね。
どこまで見えてるんだろ。

(さらに拡大してみると)
気仙沼の人に訊くと、左の三角のが金華山で、右側の長いのは志津川だという。
気仙沼から金華山が見えるのほぼ冬に限られているとのこと。

上は、
2014年2月10日14:59〜15:09のできごとでした。

そして、快晴になった翌日、2月11日。
バグパイプ隊は、気仙沼市最南部の陸前小泉地区へ。

北国とはいえ、こんなにどこへ行っても、一面の雪というのは、三陸海岸では珍
しいことらしい。

小泉中学校仮設住宅。
ここをバグパイプ隊が訪れるのは3回目。
いろんな被災地に万遍なく行ってるはずのバグパイプ隊も、そろそろ複数回数の
ところが増えてきたね。

陸前小泉からさらに南下して、志津川へ行っても、雪一面の世界だ。
ここは、志津川で最も海に近い店「おおもり食堂」

秋のおおもり食堂
志津川からさらに南下。大指地区。
ワカメ収穫の季節が終わったら、今後は、ここでバグパイプ音楽会やろうか、と
いう話がスタートしました。漁師の多い地区では、収穫期をハズしてイベント
ね。季節感に鈍い東京のコンクリートジャングル人は、こうして、水産品と季節
を覚えてまわるのです。
復興商店街や仮設住宅などでの気分高揚イベントをトレンドにする先頭牽引役と して、バグパイプ隊が各地に轟音を響かせることになった。バグパイプがすでに 通った復興商店街やその他会場では、他のジャンルの催しもやりやすくなってます。
最近は、バグパイプが先頭牽引役ではなく、バグパイプが便乗させてもらってま
す。もはや牽引役は、被災者たち自身という時勢です。

続く