東長崎外(国内)北海道

消防犬ぶん公像(小樽散歩6)

(写真/文:神博行)



消防犬ぶん公の像


 「消防犬ぶん公の像」を発見した。
昔、自称軍学者と一緒に来た時には無かった像だ。
ぶん公は絵本にもなっていて結構有名な犬だ。
消防犬ぶん公は火事の焼け跡で鳴いていた所を消防士達に助けられ、消防本部で大事
に育てられた。
ぶん公は消防士の真似をするようになった。
火事があると消防自動車に飛び乗り、現場に到着するとホースのもつれを直したり、
野次馬の整理にも役だったそうだ。
昭和の初め頃に活躍したぶん公の出動回数は千回以上、新聞、雑誌、ラジオで全国に
知られ、子供や多くの市民から愛された。
ぶん公は昭和13年2月3日24歳で亡くなった。
平成18年にぶん公の功績を称え防火の大切さ消防の理解を深めるために建立され
た。