東長崎外(国内)北海道

小樽駅及び手宮線路跡(小樽散歩8)

(写真/文:神博行)



手宮線の説明坂


小樽にはかつて北海道最初、日本では3番目に開通した手宮線があった。
明治政府は日本の近代化を図るために北海道の豊富な地下資源に注目、開発と輸送を
目的に鉄道建設に着手したのが明治13年のことであった。
廃線となった手宮線の線路跡


かつて手宮から札幌まで結んだ鉄道、後には三笠まで延長されたが今は一部の線路を
残し廃線となった。
小樽港から日本内地へ石炭などの資源を輸送し、小樽が発展していったが、かつての
栄光の象徴とも言える手宮線跡はなんかもの悲しい。
小樽駅改札口上のランプ


小樽駅まで来る、小樽築港駅から歩いて来たので二駅分徒歩で来た。
駅舎の改札口の所を見上げるとたくさんのランプがあった。
小樽駅ホームのランプ


ホームにも昼間からランプが点いている。
ランプってなんか良いね、もっともランプの世代じゃないし、自衛隊時代の野営だっ
てランプなんて使っていなかった。
小樽駅ホーム


自動車で行くとあまり味わえない、歩くのは疲れるが車で移動しては見えないものが
見える。
健康のためにも最近歩くことが多くなった、ちょっと無理しても歩く。
東京に住んでいた時もひたすら歩いたが、北海道と違っていたるところに歴史を感じ
る説明坂や、地名がある。
ホームに入る快速電車


道路だっていろんな歴史がある、ただ歩くのはもったいないからいろんなことを学び
ながら歩くと楽しい。
もっとも自動車で移動するのもいろんな意味で便利だが、歩くことによっていろんな
出会いもあったり、いろんな話が地元の人から聞けるのは徒歩の方多いかも知れな
い。
小樽散歩は今回で最終回、おしまいです。
小樽駅