東長崎外(国内)北海道

空自救難隊

(写真/文:神博行)



千歳の救難隊の訓練展示

 平成21年8月9日に千歳市へ向かった。
航空自衛隊千歳基地の航空祭である、天気は良かったが飛行機が飛ぶには天候が良く
なかったようで、飛行機はそれほど飛ばなかった。
そんな中、迫力のある展示飛行をしてくれたのが、全国的にも有名な千歳の救難隊
だ。
縄梯子を使って登る救護員


 救助を行う訓練展示はもちろんのこと、救難機UH−60Jの3機による華麗な飛
行技術は圧巻であった。

華麗なる救難機の展示飛行


最近航空自衛隊では厳しい訓練で知られる職種はあまりなり手がいないと聴いた。
本当なのかと思ったが、戦闘機パイロットの希望者は意外に少ないそうだ。
救難隊の救護員も陸自のレンジャーより厳しいと定評がある、そんな彼等の後釜を確
保するためか「ちびっこ救出大作戦」なる子供限定のイベントが行われていた。
 「ちびっこ救出大作戦」将来の航空自衛官を確保しているのか?
しかし、人を助ける救難隊は精強中の精鋭部隊であり、良い人材確保には多くの入隊
希望者の中から選抜されるくらいでないとならない。
ちなみに救護員は空挺レンジャーにも行っている隊員も多く、生半可ではなれない。
最期の砦とも呼ばれる救難隊は自衛隊の最精鋭なのかも知れない。