ヒマヒマモード

 


HOS吉田さん(元陸上自衛隊高射特科)に教えてもらえば <2>


Q2.吉田陸士長、
これどうやって扱うのでしょうか?

A2.81式短SAM<2>、正式名称は忘れて
しまいましたが、「ミサイル着脱ラッチ」
のレバーで、発射機のレールにミサイルを
ドッキングさせる際は、この閉じた状態の
まま行う。
収納、切り離しの際はミサイルがコンテナ
に着いてからレバーを(2つ一組)を
手前に起こすと発射機から切り離されます。 (HOS吉田氏)
Q3.吉田陸士長、ミサイルがうまく装填できません!!
う? これは航空自衛隊の迷彩服だな。 A3.「移送行進」という作業で、これはミサイルを
コンテナに収納する際、ミサイルがコンテナの
位置にピッタリ来るように、肩で担ぐように
手動で微調整している所。 (HOS吉田氏)
Q4.吉田陸士長、ハイテク空爆時代に光学機器によるこんな
目視観測なんてやってて敵機を撃墜できるのでしょうか? A4.「OT」と言う光学照準機で、FCS(射撃統制装置)
を使わず、発射班が直接射撃をやる際に使うもの。
僕が所属していた時に一度、静内対空射場においてOT射撃を実施
したことがありますが、肉眼でも見えない高速目標をコレで捜索
するのは至難中の至難ワザで、肉眼とは違い極端に視野が狭くなるので
目標物が目の前に居たのにもかかわらず発見が遅れ、発射したが迎撃
不能と言う事になってしまいました。ステルスなど高速で飛んでくる
目標を仮に捕捉したとしてもロックオン出来るかどうか疑問です。 (HOS吉田氏)

つづく