ヒマヒマ検察庁で無実の主張

検察庁で無実の主張。日本の法治国家・実地体験 1(2/21)


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  東京都墨田区検察庁。まず受け付けへ行って、
  出頭命令の書類を提出する
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受け付けから調室へ。  
ここで係りの人とギャーツク言い合って、  
もし、自分の罪を認めるなら、 
それで終わって、検察庁へという具合だが、 
認めないと、調書を取られて、また呼び出しを   
待つことになる。 
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   検察庁は簡易裁判所と同じ建物の中にあった。



  2000年12月5日の午後10時ころ、僕は、山手通りを
  スーパーカブ50ccで走ってて、覆面パトカーに捕まった。
  警官は明らかに「酒気帯び運転」を狙ったようだが、
  私が酒気帯びでなかったため、ちょっとがっかりした表情で
 「酒は飲んでないのか?」と。
 「飲んでない」と言うと「なに食べた?」と。
 「中華料理」と言うと、警官は、黙った。

  時速52キロ、つまり50ccは、22キロ・オーバーということで
  青キップを切られたが、僕としては、
  いくら法律とはいっても、
  幹線道路での30キロ制限は認めたくないので、
 「違反は認めない」と主張して、覆面パトの中で
  供述書を作成する事態に至った。


  捕まった場所は、一部、下り坂になっていたので、30キロよりも
  スピードが出ていた可能性は認めるが、52キロも出ていない
  という主張で書いてもらったのでした。


                                  (次回に続く)