ヒマヒマ検察庁で無実の主張

検察庁で無実の主張。日本の法治国家・実地体験 2



  12/5、22:00前、スーパーカブ50ccに乗っていた私は、
  覆面パトカーに止められると
 「第1交通機動隊です。50ccの制限速度は?」
  と訊かれるたので「30キロです」と答えた。

  そして、パトカーの中に入るように指示された。
 「52キロ出ていた」と警官
 「違反キップを切るのですか?」と私。
 「キップは切ります」
 「キップを切るのだったら、不起訴になるかどうか、やってみます」
 「わかりました。違反は認めないということですね」
 「30キロをオーバーしたからといって、違反は認めたくありません」
 
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  この12/5の時点では、
  青キップのほうだけを
  受け取った。
  そこに、12/25に池袋警察署に
  出頭するように書かれていた。





  違反キップの作成が終わると、供述書の作成に移った。
  ヒマ人の私も、ここで長い時間を食われることに不安を
  感じ「ここで供述書も作るんですか?」と訊くと、
 「違反を認めないんでしょ。だから、供述書を作ります」

  時間を気にしてる態度を隠して、従うしかなかった。

 「スピードは何キロでていたと思いますか?」
 「30キロは越えていたと思いますが、52キロは出ていないと思います」
 「では、何キロくらい」
 「それは自信を持って言えないので、数字はなしにしてください」
  この要望は認められた。

 「では、違反を認めず、出頭するのですね」
 「します。いつですか?」
 「12/25です。場所はここのウラに書いてあります」

  特に、効果はないと思いながらも
 「30キロを越えたからといって、捕まえるとは、非現実的だと思いませんか?」
 「法律で、50ccは、30キロまでですから、捕まえます」

 「幹線道路で、30キロ制限なんて認めたくないですね」
 「免許証を取ったときに、そう納得してるはずですね」

  黙っててもヒマなので、供述書を作成しながら、
  とりあえず自分の言い分を言ってみる。




 「では、ここにハンコか、なければ拇印を押してください」
 「ハンコは持ってません。違反を認めてないので、
  拇印を押すのも拒否します」
 「では、サインでいいです」

  こうして、青キップを受け取った。
  しかし、よくわからないのが、
 「この青紙は、受け取りたくなければ拒否してもいいです」
  と言われたことである。

  受け取らなければ、出頭場所も日時もわからない。
  どういうことだったのだろう???


  約30分のロスタイムの末、遅刻して、大和維新塾の塾長・大和干城氏と
  合流。ことの次第を言うと
 「交通機動隊じゃ、相手が悪かったね」と。


                                 (続く)




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