ヒマヒマヒマヒマモード東長崎外(国内)北海道

第60回さっぽろ雪まつり 市民雪像の巻

(写真、文/神博行)


米軍の軍人が制作した鉄腕アトム。
市民雪像が一般人の手で制作されている、いわゆる小雪像だ。
制作中に撮影した米軍はこれを作っていたようだ。

看板には三沢の米軍のようだ。アトムはちょっと微妙だけど、アストロボーイ
じゃなくて鉄腕アトムと表記しているのがいいね。手塚治虫も生きていたら80
才か、手塚マンガで育った世代の私にはアトムの雪像は嬉しいね。
小雪像「御輿」

市民が製作した小雪像も緻密で細部まで作り込んだ者もあるし、大雑把なものも
ある。毎年流行になった雪像が多く作られるのも特色だ。来年は東長崎機関関係
者で小雪像に挑戦しては?、もちろん私は寒いから応援だけしてるけど。
STVの広場の大雪像


札幌テレビ放送、通称STVは私の一番のお気に入りの放送局だ。特に分社化し
たSTVラジオは毎日聞いているし、イベントにもよく行く。お気に入りの番組
もたくさんあるが、特にパーソナリティーの室田智美の番組は大好きだ。その
STVの広場の大雪像は市民が製作した大雪像である。
「北の動物家族 森よ永遠に」


市民雪像では最大規模だ。自衛隊制作の大雪像に負けない出来栄えである。最近
は知らないが、以前一般公募に応募していた人達は元々の北海道生まれの道産子
より、内地から来た人達や北海道外から来て大雪像を作っていた人達も結構多
かった。雪に憧れていたり、楽しめるのは北海道生まれよりそうじゃない人達の
方が雪を楽しめるのかも知れない。私にしても除雪と戦い、寒さと戦い、雪とは
嫌でも付き合う仲なのでとても楽しんで寒空の中、雪像作りなんてしたくないよ
なぁー。

東長崎機関読者の皆様を案内しながらそう説明すると皆「そうかも知れないね」
と同調して頂いた。
大雪像を制作する市民

自衛官時代にある沖縄出身の隊員が言った言葉を思い出す。「雪像なんてテレビ
で見るものですよ、まさか自分で作ることになろうとは信じられないですよ、雪
像は見るもので作るもんじゃないですね」としみじみ語っていた。一度雪像制作
に挑戦しては?、雪像は「見る」ものか「作る」ものか体験してみよう。それぞ
れの答えがきっとあるはず。