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モン・サン・ミッシェルの干満




昨年1300年を迎えた世界遺産モン・サン・ミッシェル。
手前の道路がなかった時代は、潮がひいたときだけ島に渡れた。
干満の差が激しいため、渡り切れなくておぼれてしまった人が
いる命がけの巡礼地だったのだが。。。
今や人気観光地なので、周り中が駐車場だ。

でも、どの駐車場も水没してるよ。車はどうするの?
そういうときは、道路の脇の駐車スペースに停めておく。
左上の黒っぽい壁にぽっかり開いているのが島の入り口、
ラ・ヴァンセ門なのだが、そこへ降りていく階段からして水没している。

午前9時過ぎ。
昔なら、島には渡れなかった時間帯だね。
島の入り口、ラ・ヴァンセ門を内側から見たところ。出入りできるようになるの?
島の階段を登って、西のテラスからの眺めたところ。
まだ、道路の両脇は海だ。かなり風が強い。
3時間前には冠水していたラ・ヴァンセ門から出る。大丈夫か?
冗談のように地面が現れた駐車場。本当に車と観光バスが駐車していた。
昼だけ来ると、駐車場が消えるなんて信じられないね。
新月と満月のころが干満の差がもっとも大きいらしいから、これでももっとも
差がないことになる。

左の赤い旗はノルマンディーの旗。
こんな立地なので、要塞になったり牢獄になったり。
現在の島の住民は、修道士と修道女他の十数名のみだ。