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2015年4月19日のキューケンホフ公園





母の日といえば、花。花と言えばオランダ。オランダといえばチューリップ。
南ホランド州の北海付近には花畑が広がっているのだが、開花するとすぐに刈り取ってしまうため、
花を拝める時期は短い。

そんなわけで、1年のうち8週間しか開園しない球根花の見本市的な公園が作られている。
リッセ村のキューケンホフ公園は、毎年異なる造園なので、毎年訪れても見ごたえがあるらしい。
畑の中といっても32ヘクタールもの敷地に700万株以上。と言われても想像がつかない。

花畑の一角に位置しているにもかかわらず、スキポール空港からの直行便もあるほどの観光スポットだ。
左画像の2台は、ともに空港便。広大な駐車場に果てしなく大型観光バスが並ぶ。自分のバス、わかる? 村の宿から徒歩で出かけたのだが、うっかり駐車場に紛れ込んでしまってなかなか外に出られず困った。
 
2015年はゴッホ没125周年ということで、公園のテーマはゴッホだった。
公園内のあちこちに、彼をテーマにした造園や、パビリオンでは青と黄色の演出などが目に付いた。
花は美しいのだが、パビリオンの演出のセンスは、好みが別れそうな気がする。

花が絶えないように配慮されているのだが、さすがにすべての花が2か月も咲いているはずはなく、
時期によって状況が変わっていく。
とりあえず、2015年4月19日はこんなかんじでした。曇りのち晴れ。気温12℃くらい。
入園すると花の洪水に絶句、である。


広大だが人がいっぱい。みんな狂ったように撮影しまくっている。





多数派のピンク。



映えるのは赤。遠くからでも存在感抜群の花の女王色。




球根系なので、チューリップのほかに水仙やヒヤシンスもたくさん。
水仙の色は、黄色と白なのだが、微妙に異なる種類の多さにびっくり。

ヒヤシンスのエリアは、ほかの花とは別格の濃厚な香りが漂っていた。


もうお腹いっぱい。
以上は、ホントにごく一部です。
球根花以外では公園内外で桜が目に付いた。ベネルクスの街中では八重桜がたくさん。
誰がこんなに植えたんだ?