活動送られてきたグッズ(書籍以外)


世界報道写真展

昼寝ねこ
「世界報道写真展2002」
東京都写真美術館
7/13〜8/4
東京都写真美術館で行われる世界報道写真展2002の招待券8枚が、東京都青
少年センターの青き祐二氏から贈られてきた。期間は、7/13〜8/4

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<感想>


きれいな、整理された、あるいは舞台写真、準備され予定された写真、そんなん
が多いなあと感じた。ニュ−ヨ−クテロの写真はたんたんとして直に生に見えた。 

                                          (京都のまろ・福田昌典)
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賞にいろんなジャンルがある中で、科学関係の写真群が、芸術っぽくなくて印象
に残ってしまった。何故だろう? 

                                                      (諸橋博子)
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 ニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込む瞬間の連続写真が1
位になっていたのは、瞬間にこだわる私の好みにピッタリ一致。瞬間を捉えたも
のが撮れてしまえば、「センス、感性」などという言葉で誤魔化した芸術作品系
など入り込む余地はない。

 世界貿易センタービルから落ちる人を捉えた写真を撮り、それをニュースとし
て発表するのは、現場にいたカメラマンとしてあたりまえのことだが、賞を取る
ために応募している点には嫌悪感を感じる。死にゆく人の姿を安全な場所から撮
ったとき「やった、入賞できる写真が撮れたぜ」と感じたのであろうか。もし、
私が、こういう一瞬を捉えることができたら、入賞して評価されたいと思うもの
なのだろうか。

                         (加藤健二郎)

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911事件のニューヨークの惨状を撮った写真が、
会場入ってすぐのところにいっぱい展示されていました。
有名なジェームズ・ナックウェイの作品もありました。
そして、アフガニスタン、パレスチナと、戦争の悲劇を撮った作品が続きます。
	  
ため息をついて、会場をあとにしようとして、気が付きました。

アフガニスタンの写真があれほどいっぱいあったのに、
米軍の空爆被害を撮った写真は、ただの一点もありませんでした。
偶然、選考にいい作品が残らなかっただけでしょうか?
北部同盟の兵士がタリバンの兵士をリンチで殺害する
惨たらしい場面はありましたが、
タリバン側から撮った作品は、一点もありませんでした。

そういえば、チェチェンの写真に至っても一点もありませんでした。

ぜんたい、撮れる場所で撮った作品しかなく、
撮れないはずの場所を、努力して訪問して撮った作品は一点もありませんでした。
偶然かなあ?

観ている間は、「すごいなあ。うまい作品だなあ」
と感心しながら見ていましたが、
帰るときは、いつの間にか「タダで見れて良かったなあ」と考えていました。

                         (常岡浩介)
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